数年前に扁桃腺を取る手術をし、いまや高熱に怯える事のない平和な日常を過ごしていますが、1点ずっと気になっていた事が。。
それはアレルギーについてです。
噂で扁桃腺を取るとアレルギーが改善される(?)と聞いていて、本当なのかな、と気になってはいたのですが、そのまま確かめずにいました。
最近やっとアレルギー検査をしてみたので、以前の数値との比較を載せてみます。
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もともとはかなりのアレルギー体質!
日常的に困るような症状はさほど出ていなかったのですが、数値的に見るとかなりのアレルギー体質でした。
扁桃腺の切除手術を受ける前に2度検査していて、どちらも似たような結果でした。この2度の検査の間隔は3年程あいています。
ただし、片方は非特異的IgEの数値が出ておらず、片方はアレルギー項目別の高い数値結果が具体的に出ていない為、この両結果を併せて数値を比較していきたいと思います。
まずは改善前の結果から。
アレルギーの知識が多少なりともある人であれば、この結果がなかなかな高い数値である事がわかるかと思います。では簡単に見方を説明していきます。
IgEとは
一般的なアレルギー検査は、血液中のIgEの数値を調べます。
IgE検査は大きく2つに分かれ、特定のアレルゲンに対するアレルギーの有無や強さを調べる特異的IgE検査と、不特定のアレルギー体質の強さを調べる非特異的IgE検査からなります。
つまり、このIgEの数値でアレルギーの度合いを計るのです。
非特異的IgE数値の改善
ではまず不特定のアレルギーの強さを示す非特異的IgEの数値の比較から見ていきます。
扁桃腺切除前 | 3442 |
---|---|
扁桃腺切除後 | 1109 |
3442から1109と大きく数字が改善されています。
ただ、成人の基準値は170以下なので、1109でもまだまだ数値は高めではあります。
アレルギー項目別の数値変化
次にアレルギー項目別の数値変化について見ていきます。
まずは、結果から。
ぱっと見て大きく目立つのが、約300という高い数値だったハウスダストとヤケヒョウヒダニの数値が2桁まで下がっている事。300と20前後では大きな違いです。
見やすいように、項目をいくつかピックして比較表を作ってみました。
手術前 | 手術後 | |
---|---|---|
*カッコ内はクラスを表示 1から6クラスまで | ||
ハウスダスト | 301.00(6) | 21.87(5) 大きく改善!! |
ヤケヒョウヒダニ | 296.00(6) | 25.17(5) 大きく改善!! |
ネコ | 16.40(3) | 1.25(2) 大きく改善! 猫を10年以上飼い続けていますが、 アレルギー症状はありませんでした |
スギ | 11.20(3) | 4.74(3) 改善! 花粉症の症状はもともと出ていませんでした |
ハンノキ | 9.67(3) | 2.76(3) 改善! |
カンジダ | 3.28(2) | 0.83(2) 改善! |
カモガヤ | 2.48(2) | 0.57(2) 改善! |
イヌ | 1.98(2) | 0.38(1) 改善! |
ヒノキ | 1.33(2) | 0.98(2) 改善! |
ブタクサ | 1.11(2) | 0.97(2) 改善! |
ヨモギ | 0.89(2) | 0.27未満(0) もともと少なかったので、クラス0に! |
アスペルギルス | 0.69(1) | 0.27未満(0) もともと少なかったので、クラス0に! |
全ての項目において改善されています。特にもともと数値が高かったものは、大きく改善されています。
まとめ
もともとあまり症状が出ていなかった為あまり実感はありませんが、数値でみると大きな変化を確認する事ができました。
あくまで個人の結果なので医学的な根拠などはわかりませんが、扁桃腺手術やアレルギーでお悩みの方のご参考までに。