昨年の5月に東京電力からループでんきのおうちプランに切り替えたので、実際どれくらい安くなったかをまとめてみました。
目次
ループでんきに変えた理由
電力自由化が盛んに取り上げられていた2016年3月、新電力業者が様々なプランを提供していました。
エネチェンジなどの電力比較サイトでお得なプランを探していた時に見つけたのが、ループでんきです。
ポイントバックやギフト券などを駆使して料金を下げている業者が多い中、ループでんきの料金プランは非常に明快でした!
ループでんきの料金プラン
基本料金無料、電力量料金 1kWあたり26円の定額制
すごく計算しやすいです。
それでいて安い。
東京電力の料金プランと比べると、基本料金無料がいかに大きいかわかります。
東京電力の40A契約だと基本料金だけで1,123円20銭かかるところが無料です。
契約アンペア数が大きければ大きいほど、基本料金無料が効いてきます。
ちなみに、ループでんきとの契約後にも契約アンペア数の変更は可能です。
東京電力の料金プラン(従量電灯B)
基本料金
料金(税込) | ||
---|---|---|
基本料金 | 10A | 280円80銭 |
15A | 421円20銭 | |
20A | 561円60銭 | |
30A | 842円40銭 | |
40A | 1,123円20銭 | |
50A | 1,404円00銭 | |
60A | 1,684円80銭 |
電力量料金(1kWhあたり)
料金(税込) | ||
---|---|---|
電力量料金 | 〜120kWh (第1段階料金) | 19円52銭 |
120kWh〜300kWh (第2段階料金) | 26円00銭 | |
300kWh〜 (第3段階料金) | 30円02銭 |
ループでんきとの契約後に変わったこと
はっきり言って何も変わっていません。
webからループでんきに申し込むだけで、東京電力への解約連絡も必要なく、いつの間にかループでんきから請求が来るようになっていました。
使っていて不便に感じることもありません。
電気代はどのくらい変わったのか?
問題の電気代ですが、結果は…
高くなっています。
電気代の比較(2015年 東京電力と2016年 ループでんき)
利用月 | 東京電力 | ループでんき | ||
---|---|---|---|---|
6月 | 134kWh | 4,147円 | 158kWh | 3,849円 |
7月 | 190kWh | 5,538円 | 232kWh | 5,565円 |
8月 | 309kWh | 8,600円 | 345kWh | 8,134円 |
9月 | 205kWh | 5,648円 | 320kWh | 7,465円 |
10月 | 202kWh | 5,548円 | 213kWh | 4,962円 |
11月 | 159kWh | 4,461円 | 211kWh | 4,934円 |
12月 | 212kWh | 5,833円 | 324kWh | 7,623円 |
1月 | 436kWh | 12,122円 | 456kWh | 10,779円 |
合計 | 1,847kWh | 51,897円 | 2,259kWh | 53,311円 |
ネコの監視用に電気をつけっぱなしにしていたり、ケトルを多用したりしているので使用量そのものが増えていました。
現在は夫婦二人暮らしで共働きですが、子供が出来ると家にいる時間も増え、電気の使用量もさらに増えることでしょう。
これだけ使っても金額差は1500円程度に留まっています。
契約アンペア数変更へ
現在の我が家は40A契約です。
普段使いは問題ないですが、冬場にエアコン2台、ケトル、洗濯機を同時に使ってブレーカーが落ちたことがありました。
こういう場面で強いのがループでんきです。
契約を50Aに変更しても、基本料金0円、1kWhあたり26円は変わりません。
他社だと契約アンペア数を上げると基本料金が上がってしまいますが、ループでんきは使った分だけです。
40Aから50Aに変更するにあたって、どのような手続きが必要かループでんきに問い合わせてみました。
ご質問いただきましたアンペア変更の件についてご案内いたします。
弊社からの供給開始後に、アンペア変更は可能でございます。
弊社の供給電力の形態は実量制をとっております。
そのため、アンペア変更ではサービスブレーカーの撤去を実施します。
サービスブレーカーというのは、契約されている電力量を超えた場合に、
自動的に電力を遮断する装置です。
サービスブレーカーを撤去いたしますと、60Aまでご使用可能となります。
サービスブレーカーの撤去につきましては、
弊社より、管轄の一般電力事業者へ依頼いたします。
また、集合住宅の場合はオーナー、管理会社の承諾が必要となります。
費用につきましては、弊社からの請求はございませんが、
サービスブレーカーの配線状況によっては、
別途工事が発生することもございます。
サービスブレーカーの設置および保守につきましては、
一般電力事業者の担当となっているため、
詳細につきましては、管轄の一般電力事業者へご相談願います。
尚、アンペア変更時には、ご本人様確認が必要となります。
ご希望の場合は、電話窓口へご連絡をお願いいたします。
ということで、工事自体は東京電力により行われるようです。
ループでんきはサービス提供開始当初、電話がつながりにくかったり、問い合わせへの回答に時間がかかる時期もあったようですが、現在はwebからの問い合わせも即日回答、電話もすんなりつながりました。
まとめ
契約アンペア数が大きければ大きいほど、効果が大きいループでんきですが、あまり電気を使わない方でも他社よりも安くなることが多いです。
基本料金無料って大きい!
ループでんき以外にも電力会社は多いので、自分にあったプランを探してみるのもいいかもしれません!